建設常任委員会中・西播磨県民局管内調査(9月11日~12日)(中播磨県民局)
中国・山陽・播但自動車道路、姫路バイパスが整備済みであり、また市川をはじめ河川等の災害も殆どなかったためか、他県民局に比較をして事業は少ないように感じた。 その中で、JR山陽本線等姫路駅付近連続立体交差事業と道路改築事業国道250線(飾磨バイパス)工事が突出した大型事業であります。
1.道路改良事業
国道2号姫路西拡幅 事業費148億円
平成3~21年度 全体延長2,120m 全幅27m 幅員13m 4車線
平成18年度まで1,100m 134億53百万円完了
H19年度 1000m暫定施工 城見橋
2.道路改築事業
国道250号線(飾磨バイパス)事業費199億68百万円
平成2~20年度 全体延長2,950m 全幅25m 幅員13m 4車線
灘橋16m 飾磨大橋54m 市川浜手大橋365m
平成18年度まで現道拡幅1,100m完了
市川浜手大橋橋台2基 橋脚7基 180億65百万円
平成19年度 市川浜手大橋上部工 仮設工と一部架橋 街渠工160m
3.道路安全施設整備(地区一括)事業
(主)三木宍粟線(福崎町大貫)事業費17億8千万円
平成13~20年度 全体延長1200m 全幅16m 幅員6.5m2車線
平成18年度まで500m 16億円完了
平成19年度 560m 平成20年度 140m
4.緊急街路整備事業
(都)大日線(姫路市市之郷)事業費31億円 平成13~21年度
全体延長407m 全幅36m 幅員13m 4車線
平成18年度まで137m 21億円完了 平成19年度 137m
5.JR山陽本線等姫路駅付近連続立体交差事業
事業費609億円昭和63~平成22年度 山陽本線4.3km 姫新線1.3km 播但線1km
姫路駅部5.9ha 平成20年度姫新・播但線高架切替予定
平成18年度まで536億円完了
平成19年度姫新・播但線高架工事 本線高架側道1号線582m
6.河川改修事業
二級河川市川(市川潮止堰~生野橋)事業費 広域基幹河川整備事業422億円
住宅宅地関連公共施設整備促進事業52億円
昭和25~平成30年度 全体延長11,020m
平成18年度まで 広域基幹河川整備事業78億円 住宅宅地関連公共施設整備促進事業
52億円
平成19年度 用地買収135㎡ 物件補償1件
7.揖保川流域下水道事業
事業費1,860億円 昭和53~平成27年度
平成18年度まで1,391億円(75%) 管渠52.8km(88%)ポンプ場2箇所 浄化センター1箇所
平成19年度 中央監視電気設備改築工事3億円
8.兵庫西流域下水道事業汚泥処理事業
事業費900億円 溶融炉5基 昭和61~平成27年度
平成18年度まで738億円(75%) 溶融炉3基 送泥管24.5km(49%) 送泥ポンプ施設4箇所
9.廃棄物処理施設整備事業(姫路港 網干沖地区)
事業費90億円 平成9~25年度 受入土砂300万立法m 都市再開発用地11.2ha 緑地16.7ha
道路0.5ha 計28.4ha
平成18年度まで81億円 捨石,被覆石、方塊ブロック、防砂シート
平成19年度 防砂シート15,000㎡ 中仕切り堤防500m(西播磨県民局管内)
なんといっても平成16年台風23号関係災害復旧事業の千種川床上浸水対策事業と河川総合開発事業金出地ダム建設とはりまふれあいロード等の大型プロジェクトが目をみはる。 金出地ダムは当初利水を含んだ多目的ダムであったが、利水者側が平成15年度に水源開発の中止を決定し、洪水調節のみのダムと公共事業等審査会が位置づけはしているが、甚だ疑問を感じます。
1.地域連携推進事業【特殊改良】国道373号円光寺バイパス(旧上月町)
事業費24億98百万円 平成5~19年度 全体延長1,200m 全幅14m 幅員6.5m 2車線
円光寺橋74.4m 円光寺トンネル153m
平成18年度まで90%完了
平成19年度 トンネル照明工事 道路改良・舗装972.6m
2.河川総合開発事業
千種川水系鞍居川金出地ダム建設事業事業費170億円 平成2~24年度
重力式コンクリートダム 提長187m 提高62.3m
平成18年度まで74億79百万円 44%完了 用地取得38万㎡付替え県道1.8km(70%)
付替え林道0.6km(46%) 工事用道路2.4km(87%)
平成19年度1億98百万円 本体実施設計外
3.広域基幹河川改修事業
床上浸水対策特別緊急事業 千種川事業費 千種川 赤穂地区321億8百万円
上郡地区164億98 百万円 計486億6百万円 昭和54年度~ 延長20,738m
加里屋川 75億8千万円 昭和51年度~ 延長3,60m
平成18年度まで赤穂地区159億4千万円(49%) 上郡地区61億95百万円(37%)
計221億35百万円(45%) 加里屋川55億4千万円(73%)
平成19年度 千種川 築堤13,000立方m 護岸5,800㎡ 橋梁2基
4.床上浸水対策特別緊急事業
大谷川(相生)事業費43億35百万円 昭和43年度~ 延長250m
平成18年度まで24億円(55.3%) 築提高98m 防潮水門下部工 水門据付工
平成19年度 楊水機場下部工 電気・機械設備 排水機場建築工事
5.地方道路交付金事業
はりま・ふれあいロード(岩見揖保川線)事業費20億円 平成13~21年度 延長1,500m
全幅11.5m 幅員6m 2車線
平成18年度まで11億3百万円(55%) 道路改良405m 馬路川橋16m
はりま・ふれあい橋下部工 2基 用地買収13,310㎡
平成19年度2億78百万円 道路改良460m はり・ふれあい橋下部工2基(JR委託)上部工製作工
6.地方道路交付金事業
県道塩田一宮線 よいたいバイパス事業費12億円 平成17~21年度 延長1,230m 全幅8.5m
幅員6.5m2車線
平成18年度まで2億7百万円(17%) 測量調査、詳細設計 用地買収800㎡ トンネル本体工事40m
平成19年度5億42百万円 水文調査、現場業務委託 トンネル本体工事369m
(企業庁姫路利水事務所)
1.水道用水供給事業(船津浄水系)
計画水量172,700立方m/日に対して、平成19年度の給水予定量は73,230 立方m/日と42%の利用状況となっており、需要と施設規模等の設定はいかがか?
2.工業用水道事業
①揖保川第1工業用水道事業(給水区域 姫路市) 3事業所 基本使用水量 257,880立方m/日
4.3円/立法m
②揖保川第②工業用水道事業(給水区域 姫路市、太子町) 14事業所
基本使用水量75,800立方m/日14.3円/立法m
③市川工業用水道事業(給水区域 姫路市) 19事業所 基本使用水量 115,680立方m/日
15円/立法m
3.電気事業(引原ダム)基準供給電力
年間25,600,000kwh 10円60銭/kwh
2007年12月19日(水) | カテゴリー: 県政報告 |
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