兵庫県議会野々村竜太郎議員の政務活動費の疑惑報道以降、兵庫県並びに兵庫県議会に対して大変厳しいご批判が寄せられていますが、私上野ひでかずのホームページにも、大変厳しいご批判が寄せられています。しっかりと、議会として対応しなければならないと考えます。
7月7日に、各派代表者会議で議論されることとなっていますが、まずは、野々村氏より説明を求めることになると思います。しかし、十分に県民が納得できる説明はできないのではないかと考えます。そうした場合に、議員辞職勧告決議ということが考えられますが、決議には法的拘束力がありません。次に考えられることでは、知事並びに議長が告訴して、警察に委ねるということがあるのではないかと思います。
このことに対して、我が民主党・県民連合議員団から議長に対して、下記のとおり申し入れを行いました。
平成26年7月4日
兵庫県議会 議長
梶 谷 忠 修 様
兵庫県議会民主党・県民連合議員団
幹 事 長 石 井 秀 武
政務調査会長 石 井 健一郎
政務活動費の透明性確保に関する申し入れ
野々村議員の「政務活動費」について、6月30日に「城崎、佐用など日帰り195回」「政務活動費300万円領収書なし」などの報道がなされ、野々村議員は7月1日に説明のための記者会見を行った。
しかし、その説明内容は県民の納得を得るにはほど遠い不明確なものでああり、県民に対する説明責任を果たしているとは言えない。
また、記者会見で見せた取り乱した態度は、全国的にも大きな話題となっている。この会見で見せた醜態は議員としての資質を疑わざるをえず、結果として野々村議員の行動が兵庫県議会全体の信用を失墜させる事態に至っている。
このような状況を放置していては、県議会として県民の負託に応えることはできない。議長におかれては、野々村議員に対し、議員自ら事実関係を明らかにするなど県民が納得するまで十分な説明をさせるとともに、今後、このような事態が生じないよう、政務活動費の使途のさらなる透明性確保に取り組むほか、仮に説明できない場合には厳格に対応することを強く申し入れる。
2014年07月05日(土) | カテゴリー: その他 |
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