平成21年4月に開校した東はりま特別支援学校は、加古郡播磨町の非常に美しい環境の下にあり、県下で唯一の地域連携交流施設を正門の横に持っており、積極的に地域との交流を進められています。
当日は夏休み中でしたが、県大会で優勝を果たしたサッカー部の皆さんが、猛暑の中元気に練習をされていました。
調査の中で開校長の述べられた事、『播磨南高校と積極的な交流学習を行っているが、中には「今年はこちらの授業の関係で昨年と同じようには参加が出来かねます」と仰る先生もありました』に、インクルーシブ教育の現実が見えました。
先生は純粋に担当をする播磨南高校の授業の進捗具合から言われたのだと思いますが、言葉の裏には「特別支援学校の交流学習に協力してやっているんだ」という思いがあるように感じました。先生の考えに、交流学習はインクルーシブ教育であって自分の生徒たちにとって人間的にも成長し必ずプラスになるという確信があれば、決して前述の発言にはならなかったのではと思いました。
2014年08月10日(日) | カテゴリー: 活動報告 |
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