2月11日(水・祝)神河町グリンデルホールにおいて、人権啓発講演会が開催されました。講師は、コリア・レポート編集長辺真一(ピョン・ジンイル)さんで、「心の国際化~人権感覚豊かな社会実現を~)でした。
私の挨拶(手話通訳の方への事前通知)
みなさん、お早うございます。本日は、人権啓発講演会への参加、大変ご苦労様です。本日の講師は、辺(ピョン) 真一(シンイル)さんということで、私は大変期待をして参加させていただきました。
演題は、「心の国際化をめざして~人権豊かな社会実現を~」ですが、おそらくこの演題を決められた時点とは大きく異なり、日本人ジャーナリスト後藤健二さんら邦人2人が殺害されるなど、世界的な「イスラム国」の残虐・非道な行為が世界を震撼させていますので、その辺りのことも触れられるのかと思います。
私は、「イスラム国」の残虐・非道な行為やテロ行為などは許されるものではないと考えますが、このような「イスラム国」やテロを生み出したところに、どんな要因があるのかを同時に考える必要があると思います。宗教や民族対立ということも言われていますが、私は欧米による経済的な支配、格差の拡大に原因があると考えています。また、石油の利権をめぐる争いでもあります。
日本でも過去から、朝鮮民族に対する支配と差別の実態があります。しかし、韓国ドラマ「冬のソナタ」、ペ・ヨンジュ、チェ・ジウさんたちにより、一気に韓流ブームが起きて一段と近い国になったように思います。本日の演題である「心の国際化」は、民間レベルでの文化交流等が相互信頼を築き、人権豊かな社会を実現することになると考えます。
最後になりますが、本日の講演会が実り多きものになることと、神河町をはじめとする神崎郡が人権文化の誇れる地域になりますことをご祈念いたしまして、ごあいさつとさせていただきます。
2015年2月11日
兵庫県議会議員 上野ひでかず
2015年02月11日(水) | カテゴリー: 活動報告 |
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