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第49回神崎郡人権教育研究大会

2014年8月1日、福崎東中学校で人権教育研究大会が開催されました。神崎郡では、人権・同和教育研究協議会(神同協)として、長年、「差別の現実から深く学ぶ」という理念のもと、先人たちが取り組んできた歴史と伝統を踏まえ、人権文化が息づく「共生社会」の実現をめざして、教育・啓発活動を積極的に推進してきました。そして、今年の定期総会で、同和教育の成果を活かした人権教育の飛躍的発展を「神崎郡人権教育研究協議会(神人協)」に改称して新たな出発をしました。名称の中に「同和」の文字はなくても、日本社会の歴史的発展の過程で形成された同和問題は、我が国固有の人権問題であり、その解消は国民的課題に変わりはありません。同和問題が存在する限り、神人協の最重要課題であることに変わりなく、先人からの受け継いできた神同教の精神を揺るがすものではありません。この同和問題以外にも、今日、高齢者や子供への虐待、配偶者などからの暴力、職場でのパワーハラスメントやセクシャルハラスメント、いじめ、体罰、インターネットを悪用した人権侵害などが後を絶ちません。私たちはこのような状況を厳しく受け止め、同和問題を人権問題の中核に据えながら、あらゆる人権課題の解決に向け、実践を積み重ねます。・・・基調提案から抜粋。

基調提案の後、12の分科会に分かれて研鑽を積みました。私は、第11分科会「いじめ・不登校」を傍聴しました。提案者は、福崎町立八千種小学校の溝端 巌 先生でした。溝端先生は今まで小規模(僻地)校を中心に勤めてこられたと認識しています。現在は、特別支援教育の研修も受けていられるようです。

話の中では、「まあまあで良い」とか「問題行動などがある場合は、淡々と仕事もこなしていく中で必ずその兆候に気付く」と、それこそ淡々と述べられた口調とは裏腹に、熱血教師ぶりが見てとれました。彼は私より確か2歳年下(昭和30年生)の東洋大姫路高校の野球部員で、帰りは午後9時ごろの姫路発の電車によく乗っていらっしゃいました。電車に乗ると大きなバックの中からたくさんの練習ボールを取出し、ボールを糸で縫うなどの修繕をされていました。真っ黒に日焼けをした熱血の野球少年でした。彼の教師生活は、彼の人生そのものであり教師という仕事を通じて、彼の人生を体現しているのだと感じました。本当の教育とはそういうものだと思います。教員の生きざまを通じて、子供たちは人間社会を学ぶんだと思います。ひょうご教育創造プランの「生きる力を育む」も、人間社会に生きているんだということを実感させることだと思います。ますますのご奮闘を期待しています。

2014年08月13日(水) | カテゴリー: 活動報告 |

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