8月5日、県立兵庫高等学校を調査しました。特に、平成27年度の新通学区域による影響はどうなるか、あるいは、兵庫高校の特色づくり・運営方針等に注目をしました。旧1中の神戸高校、旧2中の兵庫高校、旧3中の長田高校がどうなるか、特に序列化において位置的に中間の兵庫高校が一番大変な状況ではとの声が、委員から出されました。しかし、石井 稔 校長は、確かに序列化のこともありますが、本来の教育とは入学してきた生徒たちに対して、いかにその子供たちに教育をつけるかであって、学校間の競争や序列化ではないと仰いました。先の神戸女学院の教育方針とも共通の考えであると感じ入りました。
平成26年度から「未来創造コース」1学年1クラスを設置されており、「複雑で正解のない問題に向き合うグローバル・リーダーを育てます」としています。未来の創造者を育む 今、地球規模の環境問題や人口問題、資源・エネルギー問題、感染症の拡大、紛争の頻発など、解決を迫られているが、その道筋が見えてこない課題が山積しています。未来創造コースでは、社会科学や自然科学を主体的に学び、文系・理系の枠を超えて、現代社会が抱えるさまざまな課題に向き合い、未来社会を創造的に変革していく、グローバルな視野を持った未来の創造者(グローバル・リーダ)を育成します。未来の創造者に必要な力 社会的想像力・科学的思考力・複眼的思考力・基礎学力・・・資料より抜粋
生徒たちからはベトナム訪問の報告を受けました。また、記念碑は同校OBの沖縄県最後の官選知事 島田 叡(あきら)氏の「断じて敢行すれば鬼神もこれを避」です。また、OBには金井元彦元兵庫県知事や画家の小磯良平・東山魁夷氏などそうそうたる面々がいます。
2014年08月19日(火) | カテゴリー: 活動報告 |
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