2018年がみなさま方にとって、平和で未来に希望を期待できる1年となりますことをご祈念申しあげます。
さて今年は、兵庫県政150周年の年でございます。11年間の行財政構造改革も最終年度となり収支不足も解消の目途がたっていますが、依然財政が厳しいことに変わりはありません。人口減少社会、地域格差・偏在、経済格差、そして貧困家庭の増大の中で、持続可能で誰もが寄り添える地域社会を作っていかなければなりません。また150年の歩みを振り返り検証をして、これからの未来の兵庫県を創造していかなければなりません。
その中の重要な取り組みとして地域創生があります。私は地域創生の重要なキイワードとして、住民による地域創生が肝要かと考えます。
福崎町では長年の懸案事業であった福崎駅前開発が着々と進んでいますが、あとはできた容れ物の中にどんな商店・住民の方々が入って、住民の方々の利用でどれだけの賑わいづくりができるかではないかと考えます。
市川町では鍛造アイアンクラブ発祥地として、それをどれだけ市川町創生に繋げていけるかだと思います。一昨年に続いて第2回市川町ゴルフまつりが開催予定でありましたが、2017年10月22日当日は台風接近のために中止となり、2018年4月21日(土)に延期となりました。今回からはじめてゴルフ製造等会社8社が実行委員会に参加を致しました。今回中止となりましたが、8社が主体的に参加したことによって魂の入った市川町創生の取り組みとなったと考えます。
神河町では国内で14年ぶりとなる新設スキー場ホワイトピークが、昨年12月16日にオープン致しました。これからは冬期だけでなく、年間を通したスポーツと健康ツーリズムに繋げて雇用をどれだけ創出できるか、スキー場を核にしてその周りに住民が主体となった新たなビジネスをどれだけ創出出来るかだと思います。
また、JR寺前駅前にJAスーパーの後継店が10年間営業して参りましたが、昨年8月に閉店致しました。買い物弱者をはじめたちまちに利用者のみなさまは困っています。利用者だけでなく、地域の「灯り」としても寂しい限りです。旧寺前村11集落の区長さんと一緒になって、再開にむけた議論を現在行っています。ソーシャルビジネス・シニア起業の取り組みです。
最後になりましたが、県民のみなさま方がそれぞれの地域・持ち場で元気にご活躍されることをご祈念申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。
2018年吉日 兵庫県議会議員 上野ひでかず
2018年01月03日(水) | カテゴリー: 活動報告 |
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