新年、明けましておめでとうございます。
新政権が誕生いたしましたが、2013年が素晴らしい年となることを期待します。
まずは、経済回復、雇用改善です。デフレ経済から脱却し、新卒者等があたりまえに就職し、結婚をし、子供を産み育てる、そんな普通に人が人として社会の中で活躍する社会の構築です。
そのためには、TPPやFTAなどグローバル経済の中で、日本の歩むべき道をきちんと議論をして、守るべきものを守りながら早急に方向を出していく必要があると思います。
また、エネルギー問題についても、代替えエネルギーの確保、省エネ社会への具体的な道筋、放射性廃棄物の中間・最終処分(地)の方法、あるいは国際経済関係など真摯な国民的議論を行う必要があると思います。
さらには税と社会保障の一体改革です。国民が、日本人でよかったと思える安心社会、セーフティ―ネットの確保こそ行政の最大の使命です。
問題が山積していますが、新政権においては、是非とも、オープンに国民的議論が行なわれるように期待をいたします。
神崎郡などの中山間地域については、前述した課題に加えて、過疎化、農業をはじめとする後継者問題、荒廃する森林や耕作放棄農地の問題等々があります。一見すれば厳しい実態ばかりが目につきますが、私は今が潮目ではないかと考えています。
ひょうご農林水産ビジョン2020が策定されていますが、新規就農者が増加しています。また、10年もすれば世界的に食料不足が生じてきます。農家戸別所得補償制度が生まれ、30haほど経営すれば米作中心の農業でも十分に採算が合うようになっています。都会でも工場移転や集約で雇用環境は悪化しています。昔と同じようではないかも知れませんが、中山間地域が再び活気を取り戻すことも可能ではないかと考えます。
また、超高齢社会での介護事業・施設も自然豊かな中山間地域で、あるいは統廃合で空いた校舎の利活用なども考えられます。
将来展望を持ちながら、地域の方々と具体的に議論をしながら、地域の再生に取り組んでいきます。今年も、ご指導・ご支援をよろしくお願します。
2013年01月09日(水) | カテゴリー: 活動報告 |
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